手と手タンジブルの「おもてなし」Vol.1

手と手タンジブルの「おもてなし」Vol.1

ある日のお昼時、ウェルネス・フード・スタイリスト松見早枝子さんのお宅で開催された「おもてなし会」。

そこでは、TETOTETANGIBLE(手と手タンジブル)がセレクトしたこだわりの商品が多数使用されていました。
「今までは、欲しいと思える物を探すこと自体一苦労で、買う食材によって全部別々のお店やサイトに問い合わせしなければならなかったんですが、手と手タンジブルでは一度に信頼できる商品を揃えられるのが良いですよね!」そう言って、古代米や餡子やグラスまでもを手と手タンジブルの商品からセレクトされた松見さん。
さすがのセンスでコーディネートされていきます。

まずは食前のお飲み物でお客様をお迎え。
摘果したりんごを有効活用したテキカカアップルソーダをお召し上がりいただきました。これが、スーッと爽やかな飲み心地と甘さで絶妙に丁度良く、お客様に大好評!

スパークリングのドリンクに合わせるとすっきりとした飲み口となる、木本硝子の美しいストレートグラス es Slim02<爽>でご提供されます。

いよいよお食事の開始。セッティングされているのは、TETOTETANGIBLE × Bo Project.のオリジナルデザイン、天然の間伐材を活用して作られたエシカルなお箸です。

そしてお食事には、まろやかな味わいがお食事を引き立たせてくれるGaivotaの炭酸入りミネラルウォーターを合わせて。

「贈り物を選ぶ時にも、いつも贈る方に合わせて一つ一つ品物を選ぶのに本当に時間がかかるのですが、今度からはここで揃えて贈れますねー!」そう言いながら楽しそうにご準備される姿が印象的です。

 

今回のおもてなし会のテーマは、「古代米」。

こちらは、琵琶湖のほとりで有機農法で米作りをされている、針江のんきぃふぁーむの商品。赤米、黒米、緑米。それぞれ丁寧に育てられ独自にブレンドされた、上質な古代米が主役です。

 前菜として最初に振る舞うのにおすすめは、サラダ!

実は、10年以上前から雑穀のレシピ本も発売していて、古代米にもかなり詳しい松見さん。
「古代米の活用に困ったら、まずはサラダに使うのが良い!」と話します。
「ドレッシングに混ぜて、色やプチプチ感を楽しみながら栄養も取れてしまう、まさに一石二鳥の食材なんです。」

 

そのドレッシングを美味しくするための隠し味に使うのが、醤(ひしお)
こちらも手と手タンジブルで購入できる、古代から使われる無添加の発酵調味料です。

おもてなし会のメインとなったのは、古代米を使用した、いなり寿司。
「いなり寿司、今流行ってますよね!」そう話す松見さん。具材によって味や見た目を変えられるので、おもてなし料理にもおすすめだそうです。
松見さんの作るいなり寿司は、思わずゲストから歓声が上がるほどの美しさ!
そして古代米のプチプチとした食感が、飽きずに最後まで楽しませてくれます。

そしてこれだけでも大満足!という中、最後に振舞われたのは、古代米のおはぎでした。

「おはぎって、買ったらもったいないほど、簡単に作れてしまうおやつなんですよ!」そう松見さんが話す通り、実は思うほど難しくなく出来てしまうおはぎ。

スーパーフードであるあずきと、栄養価の高い古代米の組み合わせも素晴らしいのですが、古代米の色味や食感が、よりおはぎを華やかに仕上げてくれます。

そして何より松見さんをはじめとする皆様が感動されたのが、中に入れられた餡子!

「今まで、購入できる餡子に出会ったこと無かったんです!」これなら買いたい!と松見さんが目を輝かせた餡子は、希少小豆しゅまり100%の、きたがわ屋・極み餡

小豆の風味際立つ控えめな甘さの餡が、もち米や古代米の食感と合わさり、まさに素材の美味しさというものを一口一口丁寧に感じることができる、究極に素朴でありながら、究極に美味しいおはぎが仕上がりました。

 

どれもとても手が込んで見えますが、手と手タンジブルの食材を使用すれば、その素材の持つ美味しさにより簡単に素晴らしいお料理に仕上がります。

ぜひお彼岸の時などに、参考になさってみてください。きっとご家族やお客様にも喜んでいただけるはずです。

 

作ったら、「#手と手キッチン」 でご紹介いただけると嬉しいです。

 

 

【レシピ】


■香味野菜のサラダ 古代米と醤のドレッシング

〈材料〉6人分

• お好みの香味野菜(*) 6人分
(*)水菜、貝割れ菜、さらし紫玉ねぎ、[青じそ、みょうが、赤ピーマンの千切り]のミックスなどがおすすめ
[古代米と醤のドレッシング]冷蔵庫で3日ほど保存可能
• 古代米​ 50g(リンク)
• 醤​​ 大さじ3(リンク)
• 酢​​ 大さじ3
• しょうが汁 2かけ分
• 一味唐辛子​ 少々
• サラダ油​ 大さじ3
〈作り方〉
①古代米は洗って3時間ほどたっぷりの水で浸水させる。ザルに上げて水気を切り、小鍋に熱湯を沸かした中に入れ、柔らかくなるまで10分ほど茹でる。ザルに上げて水気をよく切る。
②ボウルに①とその他の材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。
③香味野菜のサラダを用意して器に盛り付けし、②を適量かけていただく。

■古代米のいなり寿司
〈材料〉15個分
[煮油揚げ]
• 油揚げ ​​7.5枚
(A)だし汁 400ml/みりん 大さじ4/砂糖 大さじ2
• しょうゆ ​​大さじ4
[古代米入り酢飯]

• 米 ​​150ml (リンク)

• 古代米​大さじ2 ※使う前に洗い3時間浸水させておく (リンク)
(昆布だし)水 200ml/だし昆布 3cm角1枚
(すし酢)米酢 大さじ2と1/2/砂糖 小さじ2/塩  小さじ1
〈作り方〉
①[煮油揚げ]を作る。油揚げは1枚ずつ麺棒を転がしてから、半分に切って袋状に開く。たっぷりの熱湯で3分ほど煮て油抜きし、ザルに上げる。冷まして水気をよく絞る。
②鍋に①と(A)を入れて落し蓋をして中火にかける。煮立ったら弱めの中火で3分ほど煮て、しょうゆを加えてさらに5分ほど煮る。ザルに上げて煮汁を切り、冷めたら軽く絞る。煮油揚げの口を内側に2㎝ほど折り返して並べておく(袋が深い場合、口から数cm切り落として深さを調整してから)。
③[古代米入り酢飯]を炊く。分量の水にだし昆布を入れて広がるまで浸けて(昆布だし)を用意し、使う前に昆布は取り出す。米は洗ってザルに上げ、水気をきる。

④炊飯器に米と古代米を入れ、(昆布だし)を1合の目盛りまで注いで普通に炊くか、土鍋に洗った米と(昆布だし)全量を入れ、普通に炊く。

⑤(すし酢)の材料を全て小鍋に入れ、中火にかけて一煮立ちさせ、冷ましておく。
⑥ ④を飯台などにあけて(すし酢)を回しかけ、しゃもじで切るように混ぜたら、うちわで扇いで冷ます。
⑦[古代米入り酢飯]を1個25gずつ軽く握っておき、②の煮油揚げに1つずつ詰める。上からきゅっと押して座りを良くすると同時にトッピングを載せる空間を空けておく。

<いなり寿司のトッピング例>
■鶏の醤漬け照り焼き ししとうとラディッシュ添え
〈材料〉15個分
• 鶏もも肉​​1枚(300gほどのもの)
• 醤​​​大さじ2 (リンク)
• 酒​​​大さじ1
• サラダ油​​大さじ1
• ししとうがらし​30本
• ラディッシュ​5個
〈作り方〉
①鶏もも肉は皮面に金串でところどころ穴を開ける。バットなどに広げて、肉側に多めに醤を塗り、皮面にも薄く塗る。ラップをかけて冷蔵庫に30分以上置いて味を馴染ませ、使う前に少し常温に戻す。
②ししとうがらしは洗って手でヘタを取り、サラダ油(分量外)を薄く伸ばしたフライパンで薄く焼き色がつくまで時々転がしながら焼き、取り出しておく。ラディッシュはできるだけ薄くスライスして冷蔵庫に入れておく。
③ ②のフライパンに分量のサラダ油を加えて中火にかけ、①の鶏もも肉の余分な醤をペーパーで拭いて、皮面から入れる。弱めの中火で焼いてこんがり焼き色が付いたら裏返し、酒を加えて今度は蓋を閉め、さらに10分ほど焼いて中までしっかり火を通す。揚げ網の上に取って冷ましておく。
④焼き汁が残るフライパンに②のししとうがらしを入れて中火にかけながら少し焼き汁を絡ませ、こちらも③の揚げ網に取って冷ます。
⑤ ③の鶏もも肉を縦半分に切って端からそれぞれ5〜7ミリ幅にスライスする。用意したいなり寿司の上に、1個につき鶏肉、ラディッシュ2枚、ししとうがらしの順に斜めに並べてこれをもう1セットのせる。これを15個分作る。

■きのこの醤和え
〈材料〉作りやすい量
• きのこ(舞茸、えのきなど)​合わせて200g
• 醤​ ​​​大さじ1と1/2 (リンク)
• 酒​​​​大さじ2
• 芽ねぎ​​​適量
〈作り方〉
①舞茸は細かく手で裂き、えのきは下1/3ほどを切り落としてから長さを半分に切り、細かくほぐしておく。
②鍋に①と酒を入れ、蓋をして弱火で時々かき混ぜながら5分ほど蒸し炒めする。蓋を開けて醤を加え混ぜたら火を止め、そのまま余熱に少し置いて味を馴染ませてから皿に取り出し、冷ます。
③用意したいなり寿司の上に適量のせ、長さ2cmほどに切った芽ねぎを少量ずつあしらう。

 

 

■古代米のおはぎ
〈材料〉6個分
[生地]
・古代米 50g (リンク)
・もち米 100g
・塩 小さじ1/4
[あん]
・粒餡 90g(リンク)
・塩水(水大さじ2に塩小さじ1/4を溶く)
・きな粉 お好みで少々
〈作り方〉
①古代米ともち米はそれぞれ普通の米と同様に洗い、2時間たっぷりの水で浸水させておく。ザルに上げ、炊飯器に入れる。
②水180mlと分量の塩を加えてひと混ぜし、普通に炊く。
③熱いうちに水で濡らしたすりこぎで少し粒が残る位につぶす。
④粒あんは6つに分けて丸めておく。(1つ15g)。
⑤③の生地を6等分(1つ50g)にして、手に用意した塩水を少々付けて丸めたら、手のひらで挟んで8cm大の平たい円形に潰す。
⑥真ん中に粒餡をそれぞれ1つのせ、四隅をまとめて閉じるようにして包む。ひっくり返して表側を上にし、俵形に成形する。これを6個作る。
⑦お好みできな粉を少々まぶす(おはぎの下にもきなこを付けておくと皿にくっ付きにくい)。

 


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