人の未来を想う 錫から始まった挑戦と願い

人の未来を想う 錫から始まった挑戦と願い

キラキラとした質感に一目惚れしてしまいそうな、和にもモダンにも映る、美しいぐい呑みやストロー。
「錫(すず)」という、柔らかくも表情のある素材でできた製品は、錆びにくく、飲物の鮮度を保つ作用があるとされるだけでなく、お酒はもちろんのことジュースやお茶、コーヒーまでもをまろやかで雑味が抜けた味へと変化させてし まう、素材の面白さを楽しめるのが魅力です。

でも、錫を使った製品は世の中に色々とある中、なぜ手と手タンジブルは、NAKAGOの製品を皆様へとおすすめするのか。それは、手と手タンジブルと同じ「つながり」を大切にされているから。
伝統的なつながり、未来へのつながり、文化のつながり、そして何より「人のつながり」をとても深く感じられるブランドだったから。

一方で、NAKAGO側もほとんど卸や通販をしていません。それは、お客様へ言葉で直接語って伝えていく姿勢を心より大切にしているという理由からでした。
ではそんな中、「なぜ手と手タンジブルに、商品を預けてくださったのですか?」その質問に一瞬で、はっきりと、こう答えてくださいました。
「商品が売れそうか、ではなく、僕の話を聞いてくれたからです。」

NAKAGOが生まれたのは、兵庫県で続くバイク等の部品を製造してきた会社。
きっかけは藤原専務のある想いからでした。
部品を作る仕事というのは、高い技術を取得・継承しながらもお客様の顔が見えず、誰かの役に立っている実感が生まれにくい仕事。
働くきっかけも、「この地域で生まれたから」「知り合いだったから」。そういう田舎特有の理由が占めており、やりたい事や希望を持って職業の選択をするということが難しいという地域性の課題もありました。
日本人は真面目で黙々と仕事をするけれども、その意味や価値までには目が向きにくい。
その環境を変え、未来に働く地域の人達が自分がやった仕事を格好良いと感じ誇りに思う、自ら想いを持って行動できる仕事を残そう” 、その想いで生まれたのがNAKAGOというブランドです。

メイン商品となるのは、錫で作られたぐい呑み、「鶴」と「亀」
そして錫とガラス素材のぐい呑みの飲み比べセット、「日日是好日」
錫によってしっかりと変化する、味わいの面白さが楽しめる商品は、一度は体験していただきたい逸品です。
お酒を飲む、という時間が、2倍にも3倍にも楽しめる時間になります。

それでも、「錫のとっくりは作らない」というのがNAKAGOのポリシー。
それは、「お酒の作り手さんによるそのままの味をまずは楽しんで欲しい」という、作り手の方々を尊重するNAKAGOらしい気持ちから。
ですので、1杯目はそのままのお味を。そして、2杯目、3杯目は錫に注いで変化するお味を楽しんでいただく、というのが私たちもおすすめする飲み方です。そのように、何通りもの味わいを楽しみながら、お酒や商品の奥にあるストーリーに触れていく時間にして欲しいのです。

 

ストローは、材質的に大変柔らかく、保冷や保温の効果を伝導しやすいという錫の特性により、冷たいものをうんと冷たく飲む事ができたり、使うシーンによっては曲げることも可能なのが面白い!
お子様も楽しんでお使いいただけますし、ご高齢の方でも使い勝手が良いのでおすすめです。

先ほどもお伝えしたように、こちらは代々バイクの部品を作っていた会社さん。
一見まったく違う事業に見えますが、今ではNAKAGOの商品は、長年バイク部品を製造してきた職人さんたちによる高い技術が活用され、会社の方々のアイディアにより美しい商品が生み出されています。
単純作業であった「製造」という仕事が、今ではアイディアと想いを乗せた誇りある「ものづくり」に。
NAKAGOは、そのような“人の未来を想う気持ちを真ん中に、まだまだ走り出したばかりです。

ちなみにそのきっかけとして、商品に責任や愛着を持って欲しいという考えから、作り手の名前を商品に採用することも!ちなみに「鶴」には社長のお名前が、「亀」にはNAKAGO企画部である美智代さんのお名前が付けられています。他にも、器やお酒など、新たな名前が刻まれたものづくりをしていきたいと考えているそう!

一見男性が好きそうなデザインにも見えますが、キラキラと輝くぐい呑みの外面や、兵庫伝統の播州織のハンカチにボンボンのリボンが付いた贈り物のラッピングなど、女性心をくすぐる可愛らしさも随所に見えるのがNAKAGOの特徴でもあります。
その細部まで丁寧に考え抜かれ、未来への夢を乗せた商品は、きっとあなたや大切な方の食卓も明るい気”で照らしてくれる事でしょう。想いの込められた商品は贈り物にもおすすめ。ぜひ手に取ってみてくださいね。



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