夏を乗り切る甘酒スムージー

夏を乗り切る甘酒スムージー

心身ともに健やかであることは、国も年齢も問わず、人間にとっての大きな関心ごと。通販番組にCM、新聞やSNSの広告。「飲めば(食べれば、塗れば……)元気に、若く、美しく」なんていう言葉を目にしない日はありません。どれを信じるかは人それぞれだけど、昔から人々が取り入れてきたものには説得力を感じますよね。

たとえば甘酒。米麹と米、あるいは酒粕を原料にする甘酒は、古墳時代(!)の書物にも記述があるほど古くから日本人のそばにあった飲み物。糖分やアミノ酸、ビタミンB群など栄養を豊富に含み、「飲む点滴」とすらいわれます。さらに「酒」とはついていますがアルコール度数1%未満で、ほのかな甘みで子どもから大人まで親しみやすい味なのもうれしい。自然のちからが生きたこの甘酒、体力の落ちる夏にこそぴったりです。

 

カラフルでフルーティー! 夏ならではの甘酒をつくろう

お正月や寒い時期に温めて飲むイメージの強い甘酒。でも歴史を紐解くと、甘酒はむしろ夏の飲み物だといいますす。歳時記では「甘酒」は夏の季語というほどで、江戸時代の人々は夏バテ防止に甘酒を飲んだそう。これにならって、今年の夏は甘酒と凍ったフルーツをミキサーにかけたスムージーなんてどうでしょう? 色合いもカラフル、栄養も満点。言うことなしのヘルシードリンクになります。

神楽坂発酵美人堂「セラミド甘酒」は、無農薬の有機国産米に100年受け継がれてきた天然の麹菌をつけた有機米麹と、福井県のミネラル豊富な地下水を使った安心・安全な甘酒を、高品質な有機スパイスで味つけしたもの。

レモン&カルダモン、ジンジャー&シナモンのフレーバーを使った、夏に負けない甘酒スムージーのレシピをご紹介します。

 

甘酒レモン&カルダモンには、酸味の爽やかなフルーツをプラス

カルダモンの軽快なスパイシーさが香り、すこし遅れてレモンの酸味と苦味が立ち上がる、夏にぴったりの爽やかな甘酒です。甘酸っぱく、甘さの中に苦みもあるフルーツと相性が抜群。今回は甘夏、キウイを合わせてみました。

 

甘酒ジンジャー&シナモンには、甘みのあるフルーツがマッチ

深みのあるシナモンの風味とジンジャーのピリッとした辛味がアクセントの甘酒。これだけでも十分スイーツになりそうな甘みとコクが特徴で、たとえば豚の生姜焼きの下味としても活用しそう! こちらは甘みが強めのフルーツとのマッチングがおすすめ。ここではパイナップル、メロンを合わせました。



【つくり方】

フルーツをざっくりと切って冷凍する。
甘酒に、好みの量のフルーツと少量のお水を入れてミキサーに入れるだけ!
写真のようなきれいな2層にしたい場合は、フルーツだけをミキサーにかけて、フルーツ、甘酒の順でグラスに注ぐ。

暑くなりそうな朝に、あるいは外歩きでどっと疲れた日の夕暮れに。フルーツ&甘酒スムージーで気軽に栄養補給はいかがでしょう。健やかなドリンクを一杯だけ飲む、その日々の積み重ねで夏の身体は健やかに整っていくはずです。




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